Paul Potts Fan Site

Japanese Fan Site
こちらはポール・ポッツさんの非公認ファンサイトです。

ポール・ポッツさんを応援すると共に音楽こぼれ話など楽しんで行けたらと思っています♪

<< 先日書いた空軍の演奏曲 | main | ポール・ポッツ来日公演4月29日(火)その8 >>
夜の女王セカンドアリア特集
今日は私の好きなオペラ「魔笛」から「夜の女王のアリア(復讐の炎は地獄のように我が心に燃え)」を特集してみたいと思います。

夜の女王のアリアは2つあるのでこの歌曲は正式には「夜の女王のセカンドアリア」と言うのが正しいと思いますが一般的に「夜の女王のアリアと言えば復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」を言うようです。
それだけ有名な歌曲と言うことでしょうね。

この歌は第2幕で歌われる14番目の歌です。
オペラには劇中で歌われる順番で番号がついているそうです。
(所謂、通し番号と言うことですね)


まず簡単に「魔笛」を説明しますと「魔笛」はモーツアルトが生涯最後に書いたオペラです。


あらすじは・・・

ある日、王子タミーノが大蛇に襲われて「神よ!助けて!」と絶叫しながら気絶してしまいます。
そこに夜の女王の侍女3人が現れ大蛇を倒しタミーノのことを女王に報告しに去っていきます。
そこに鳥刺しのパパゲーノが現れ王子タミーノも目を覚まします。
倒れている大蛇を見て驚くタミーノにパパゲーノは自分が退治したと嘘を付きます。
そこに3人の侍女が現れ嘘をついたパパゲーノを懲らしめます。
侍女たちはタミーノに女王の娘の絵を見せ、絵を見たタミーノは娘に一目惚れしてしまいます。

そこに女王が現れ「娘は悪魔ザラストロに浚われ囚われている。どうか私の娘を助けて欲しい」とタミーノに頼みます。

そこでタミーノは嘘の罰から許されたパパゲーノと3人の天使(私の持ってるDVDでは天使姿でした)をお供に姫の救出に向かいます。
この時にタミーノは「魔笛」をパパゲーノは「魔法の鈴」が渡されます。

が、タミーノがザラストロの神殿に着くと実はザラストロは悪魔ではなく高僧で夜の女王の方が世界征服を企む悪人であると知ります。
ザラストロはパミーナを誘拐したのではなく夜の女王から守るために保護していたのでした。
ここでタミーノとパミーナは初めて合いお互いに強く惹かれ合います。
タミーノは高僧ザラストロを信じパミーナを得るために試練を受けることを承諾します。

ザラストロの言いなりになっているタミーノに業を煮やした女王が囚われの娘パミーナの元に現れます。

そして「夜の女王セカンドアリア」が高らかに歌われます。
このアリアを歌う場面は女王が高僧ザラストロに捕らわれている娘パミーナに剣を渡し「これでザラストロを殺せ!!!」と強く娘にせまる場面で歌われます。

ザラストロを殺さなければもうお前は娘ではない!
親子の縁を切る!!

等々・・・

今で言う「毒親最高代表」みたいな場面ですが・・・

このアリアも歌い手(演出家?)によって色々な解釈があるようです。
まずは↓下の2つの動画をご覧下さい。


【Diana Damrau as Queen of the Night II】


こちらディアーナ・ダムラウの女王は「大迫力」ですね〜!
なんとしても娘を思い通りにさせようと言う気迫に充ち満ちてます!
衣装もオドロオドロシくも美しいですね〜
こちらの作品は輸入盤でDie Zauberflote (Dol)と言う版のようです。
が、レビューを見ると演出が「これはちょっと子供と見るのはまずいかも??」
でも一度「通し」で観てみたいですね〜!

Die Zauberflote (Dol)Die Zauberflote (Dol)Mozart Keenlyside Roschumann Hartmann 曲名リスト
Amazonで詳しく見る

by G-Tools


【Dessay performs "Der Hölle Rache" from "Die Zauberflöte"】


こちらナタリー・デセイの女王は女王自身の野望を邪魔される苦しみ、悔しさと共に娘へ殺人を強要する迷い、娘への愛情も感じられますが「復讐の炎」と言うにはちょっと優しいお母さんのような気がするのですが・・・如何でしょうか?
ナタリー・デセイは悪役をすることを嫌がって、夜の女王役を演じることを躊躇っていたと言うことですのでそういった心理も入っているのでしょうか?

そして↓は私の持っている「夜の女王…ルチアーナ・セッラ版」魔笛のセカンドアリアの場面です。
このDVDはモーツァルトの没後200年を記念したメトロポリタン歌劇場における新演出上演のライヴだそうです。

【The Queen of the Night - The great Luciana Serra】


こちらの女王は気品と威厳に満ちていて正当派と言う感じがしますが皆さんのお好みはどれでしょうか?

因みにCDでいつも聞いているセカンドアリアはスミ・ジョーの歌です。
【Mozart - Sumi Jo - Der holle rache - Queen of night




お話が逸れますが・・・
私の持っているCDはハバネラ〜オペラ・アリア名曲集ですがなんと1010円で夜の女王セカンドアリアはもちろん清きアイーダ、誰も寝てはならぬ、カルメンの恋は野の花、エウリディーチェを失って、等々、オペラアリアの有名どころがギュッと詰まっています♪
内容的にも豪華メンバー揃いでオペラ初心者にお勧めのCDだと思います!
因みに「誰も寝てはならぬ」はパヴァロッティで有名な曲ですが個人的にはドミンゴが好きです。
そして今はポール・ポッツの「誰も寝てはならぬ」かな?(*^^)v


さて気になる?「魔笛」のお話の続きですが夜の女王が「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」を歌って去っていく姿を物陰から見ていた「奴隷頭モノスタトス」(パミーナに横恋慕している)は「女王と組むこと」を決心します。

物語はタミーノは試練の(沈黙の修行)に励みパパゲーノはことごとく失敗・・・がなんとか挽回、タミーノに会いに来たパミーナは(沈黙の修行)のことを知らずタミーノに嫌われたと思い詰め自殺しようとします・・・
が3人の天使の計らいで万事上手くいき喜びを謳歌していると・・・

女王に寝返った奴隷頭モノスタトスが女王一行を手引きして神殿に襲撃してきます・・・!

がしかし「夜の女王」は「太陽の光」には敵わず・・・・
そして「太陽」を称え幕となります。

めでたし。めでたし。ですね。(*^_^*)

__________________________
以下『ウィキペディア(Wikipedia)』より歌詞抜粋

ドイツ語(原文)
Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen,
Tod und Verzweiflung,
Tod und Verzweiflung flammet um mich her!
Fühlt nicht durch dich Sarastro Todesschmerzen,
Sarastro Todesschmerzen,
So bist du meine Tochter nimmermehr.
So bist du mein',
meine Tochter nimmermehr.
Ah,a___________.
meine Tochter nimmermehr.
Ah,a___________.
So bist du meine Tochter nimmermehr.
Verstossen sei auf ewig,
Verlassen sei auf ewig,
Zertrümmert sei'n auf ewig
Alle Bande der Natur.
Verstossen, verlassen,
und zertrümmert alle Bande der Natur.
Alle ban___________de,
Alle bande der Natur.
Wenn nicht durch dich Sarastro wird erblassen!
Hört, hört ,hört.
Rachegötter, hört der Mutter Schwur!

________________________

和訳

地獄の復讐がわが心に煮え繰りかえる
死と絶望が、
死と絶望がわが身を焼き尽くす!
お前がザラストロに死の苦しみを与えないならば、
与えないならば、[1]
そう、お前はもはや私の娘ではない。
そう、お前はもはや、
お前は私の娘ではないのだ。
あー、ははははははは。
お前は私の娘ではないのだ。
あー、ははははははは。
そう、お前はもはや私の娘ではない。
勘当されるのだ、永遠に、
永遠に捨てられ、
永遠に忘れ去られる、
血肉を分けたすべての絆が。
勘当され、見捨てられ、
そして粉々に打ち砕かれるのだ、すべての血の絆が。
すべてのきーーーーーずな。
すべての血の絆。
もしもザラストロが蒼白にならないなら!
聞け、聞け、聞け。
復讐の神々よ、母の呪いを聞け!

_______________________







因みに私がモーツアルトに興味を持ったのは映画「アマデウス」が切っ掛けでした。
それまでの「神童・天才」と言う話だけではなくサリエリの目から見たモーツアルトが
新鮮な驚きでした。
コレクションはレーザーディスクだったのですがさっき見たら無くなってる・・・

( ̄▽ ̄;)!!ガーンまたもや主人が誰かに貸し放しに?

最近はDVDが主流になっているのでビデオテープやレーザーの管理は杜撰になる一方。。。
きっと誰かに貸したにしてももう何年も前のことだろうし・・・
今更行方を捜すのも・・・
でも無い!となると無性に観たくなるものですね・・・トホホ

こちら↓で映画アマデウスのセカンドアリアの場面が視聴出来ますよ♪
June Anderson, Queen of the Night in AMADEUS



| comments(0) | trackbacks(0) | オペラ | TOP↑ |









http://paul.ribia.net/trackback/661342